新刊情報 ★★★★『壮年期生活保護受給者の健康支援』

soune 本書は,社会変動に伴い生活保護受給者が増加する中,特に居宅の壮年期生活保護受給者に焦点を当て,彼らの健康関連QOLをはじめとした健康状態とその課題を明らかにすることを目的としました。さらに,住民の健康支援を担っている市町村保健師の生活保護受給者に対する支援の実態と課題を明らかにし,これら二つの調査結果から居宅の壮年期生活保護受給者の健康支援のニーズを検討しました。
 生活保護受給者への健康調査ということで,社会福祉事務所の生活保護担当ケースワーカーの皆様には,大変お忙しい中,調査のご協力をいただきました。また,調査に回答くださいました生活保護受給者の皆様,市町村保健師の皆様,本当にありがとうございました。
 健康格差が指摘されている昨今,平成24年7月には,21世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))が策定され,基本的な方向として健康寿命の延伸と健康格差の縮小が示されています。居宅の壮年期生活保護受給者はどのような集団なのか,公衆衛生を活動の基盤としている保健師が果たすべき役割は何か,今回の調査結果が住民の声として反映され,保健福祉サービスを検討する際の一助となれば幸いです。
 本書の一部は,平成24年度から2年間にわたり,科学研究費補助金の交付を受けて行いました「居宅の壮年期生活保護受給者の健康関連QOLと健康支援のニーズに関する研究」の成果をまとめたものです。                「あとがき」より(抜粋)  2014年夏  富田早苗

目 次
第1章 はじめに
1.研究背景
 1)生活保護受給者の健康
  (1)生活保護受給者数の推移
  (2)生活保護受給者の開始理由
  (3)壮年期生活保護受給者の健康問題
 2)健康と社会的要因の関連
  (1)健康と社会的要因
  (2)健康格差の実態
  (3)壮年期の健康問題からみた社会的要因
 3)健康の定義と健康権
 4)生活保護受給者が利用可能な主な健康政策
 5)日本における生活習慣病と健康増進対策
 6)壮年期生活保護受給者の健康支援に関する今後の研究課題
2.研究意義
3.研究目的
4.研究方法
5.本研究の独自性
6.用語の定義
第2章 居宅の壮年期生活保護受給者の健康課題
1.はじめに
2.方法
3.結果
4.考察
5.まとめ
第3章 居宅の壮年期生活保護受給者の健康関連QOLと関連要因
1.はじめに
2.方法
3.結果
4.考察
5.まとめ
第4章 居宅の壮年期生活保護受給者に対する保健師の健康支援と課題
1.はじめに
2.方法
3.結果
4.考察
5.まとめ
第5章 おわりに
1.本研究結果のまとめ
2.本研究の限界と今後の課題


価格 2000円(本体)+税

ISBN 978-4-904363-43-0 C3047 ¥2000E


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