新刊情報 ★★★★『在宅看護学』第5刷増補新訂版

  zaitakukangogaku.no5第5刷増補新訂版 発刊にあたって 

今回の版では構成は変更していないが、内容を大幅に刷新してある。

5章の在宅看護過程は全面的に書き改めた。基礎的な知識を整理してから、事例を学び、在宅での看護過程の理解が進むように構成されている。
9章Ⅳ在宅緩和ケア
 Ⅴ地域で暮らす精神障害者の生活を支える看護 
 Ⅵ在宅で療養する子どもへの支援
10章Ⅴ日常の安全管理
も5章と同じ考えから、全面的に書き改めている。
1章Ⅰ在宅看護の背景
2章Ⅰ在宅看護の基本と特徴
は他の章でくわしく触れられる内容については、概要を述べるように簡略化されている。    
また、各章のデータはすべて入手できる限りでの、最新の情報に基づいて書き改めている。
読者の皆様のご意見を踏まえ、よりいっそうの充実をはかりたい。
                       2016年2月          編者ら

 《目次》

第 1 章 在宅看護の歩み
Ⅰ在宅看護の背景 
1 
地球規模で進む高齢化
2 高齢者の人口予測
 国民の医療費
 在宅看護に向かう医療・介護制度
Ⅱ.在宅看護の歴史
1 諸外国の歴史
2 わが国の歴史
第 2 章 在宅看護の対象
Ⅰ.在宅看護の基本と特徴
1 在宅看護の意義
2 在宅看護の対象者
3 高齢の介護者
4 在宅看護の推進
Ⅱ.在宅療養者の QOL
1 長寿と QOL
2 QOL と看護(ケア)
3 QOL の概念
4 QOL の側面
5 QOL を支える看護の目標
Ⅲ.人権の尊重と権利擁護
1 人権の尊重
2 障がいをもっても
3 障がい者の生活における自己の修復
4 成年後見制度
Ⅳ.高齢者虐待と虐待防止
1 高齢者虐待とは
2 高齢者虐待の実態
3 高齢者虐待の防止
4 高齢者虐待防止への支援
第 3 章 在宅看護の仕組み
Ⅰ.在宅看護の提供の仕組み
1 在宅看護提供の機関と場
2 訪問看護ステーション
3 医療機関(病院・診療所)からの訪問看護
4 市町村・保健所保健師の家庭訪問
5 民間経営の訪問看護の特徴
6 在宅看護の提供のしくみ
Ⅱ.介護保険制度
1 介護保険制度の概要
2 介護保険制度創設からの推移
Ⅲ.地域包括支援センター
1 地域包括支援センターの運営
2 地域包括支援センターの事業
3 地域包括支援センターのケアプラン
Ⅳ.訪問看護ステーション
1 訪問看護ステーションの運営
2 訪問看護ステーションの管理
Ⅴ.保健所・市町村保健センター
1 日本の公衆衛生システムと政策
2 保健所・市町村保健センターの概要
3 保健師の役割
4 在宅看護における保健所・市町村保健センター保健師との連携
第 4 章 在宅看護と家族
Ⅰ.家族への支援
1 家族とは
2 家族の特徴
3 家族のシステムについて
4 家族と介護者
5 家族の危機
Ⅱ.看護の継続性
1 継続看護とは
2 入院中の療養者を取り巻く環境
3 退院支援・退院調整
4 退院支援・退院調整に関わる看護職の役割り―看看連携
5 地域における医療の連携―病診連携―
6 退院調整の事例
第 5 章 在宅看護過程
Ⅰ.在宅看護過程の基本
 在宅看護とは 
 在宅看護の対象と特徴
在宅看護過程の概念 
 1 在宅の看護過程とは
 2 看護過程の構成要素
 3 在宅看護過程の展開の特徴
在宅看護過程のアセスメント
 1 アセスメントとは何か
 2 情報の収集・分析・解釈・判断
 3 情報収集の方法とポイント
 4 アセスメントのための情報収集の項目と視点
アセスメントから統合
 1 統合とは
 2 関連図
 3 健康課題の特定
 4 健康課題の優先順位の基準
看護計画
 1 在宅の看護計画
 2 看護目標の設定
実施・評価
 1 看護の実施・実践
 2 在宅看護の評価
訪問時の行動計画
 1 訪問時の行動計画の必要性
 2 訪問時の行動計画
Ⅱ.在宅看護過程の展開
 1 基礎的データ
 2 アセスメント
 3-① 統合‐健康課題の検討
 3-② 統合-健康課題の特定
 4 看護計画
第 6 章 社会資源
Ⅰ.社会資源とは何か
1 社会資源とは
2 在宅療養者を対象とした社会資源のとらえかた
Ⅱ.ケアマネジメントとチームアプローチ
1 ケアマネジメント
2 多職種連携によるチームアプローチ
第 7 章 対象者への生活支援
Ⅰ.対象者の生活と価値観
1 対象者の生活を看る
2 対象者の価値観を看る
Ⅱ.面接と訪問
1 面接
2 訪問
第 8 章 在宅看護技術の実際
Ⅰ.在宅酸素療法 Home Oxygen Therapy:HOT
1 在宅酸素療法の基礎知識
2 在宅酸素療法を受ける療養者への看護
Ⅱ.在宅自己腹膜還流・連続携行式腹膜透析法 Continuous Ambulatory PeritonealDialysis:CAPD
1 在宅自己腹膜還流の基礎知識
2 CAPDの実施
3 在宅での看護のポイント
Ⅲ.在宅中心静脈栄養法 Home ParenteralNutrition:HPN
1 在宅中心静脈栄養法の基礎知識
2 在宅中心静脈栄養法の実際
3 在宅での看護のポイント
Ⅳ.吸引
1 吸引の基礎知識
2 吸引の実施と管理
Ⅴ.膀胱留置カテーテル
1 膀胱留置カテーテルの基礎知識
2 カテーテル留置の実際と看護のポイント
3 在宅におけるケアのポイント 4 緊急時の対応
Ⅵ.在宅人工呼吸療法 Home MechanicalVentilation:HMV
1 在宅人工呼吸療法についての基礎知識
2 看護の実際
Ⅶ.在宅経管栄養法
1 在宅経管栄養法についての基礎知識
2 在宅経管栄養法の適応
3 在宅経管栄養法の実際
4 在宅での看護のポイント
Ⅷ.在宅における服薬管理
1 在宅の服薬管理の基礎知識
2 在宅の服薬管理の実際
3 在宅での看護のポイント
第 9 章 対象別にみる在宅看護の実際
Ⅰ.脳血管疾患
1 脳血管障害とは
2 脳血管障害者の看護
3 全失語障害の要介護者と妻への在宅支援事例
4 加齢に伴い要介護度が重くなり再脳梗塞を発症し在宅から入院となった事例
Ⅱ.難病
1 難病とは
2 神経難病
3 ケアの方向性
4 人工呼吸器で在宅療養をしている  筋委縮性側策硬化症の事例
5 難病患者を支援するチーム 6 難病患者への公的支援
Ⅲ.認知症
1 認知症とは
2 認知症を生じやすい主たる疾患
3 認知症中核症状と周辺症状
4 認知症高齢者の在宅看護
5 社会資源の活用 6 訪問看護ステーションへの相談事例
Ⅳ.在宅がん緩和ケア
1 緩和ケア,ターミナル,終末期,エンド・オブ・ライフ,ホスピス
 1緩和ケアとは
 2ターミナル
 3エンド・オブ・ライフケア
 4ホスピス1
多職種連携による退院支援
 1退院前カンファレンス
 2退院直後から1週間そして安定期
 3オピオイドローテーションとは
 4在宅療養支援診療所とは
死の準備教育
 1安定期
 2ターミナル期(終末期)
 3看取り
 4エンゼルケア
グリーフケア
Ⅴ.地域で暮らす精神障害者の生活を支える看護
1 地域精神保健医療福祉における訪問看護の法的変遷と現状
 1精神障害者をとりまく医療の現状
 2地域で生活する精神障害者を支える制度・施策の変遷
 3精神科訪問看護の歴史および施策の変遷
 4精神科訪問看護の実施状況
 5地域移行支援(退院支援)と訪問看護
在宅精神障害者を支える看護の場
 1訪問看護提供機関
 2保健師の家庭訪問
 3地域精神保健福祉対策を担う機関
 4地域での支援体制
精神障害を持ちながら地域で生活する人の特徴
 1コミュニケーションと対人関係
 2日常生活
 3服薬管理
精神障害を持ちながら地域で生活する人を支援する際の考え方
 1リカバリー
 2ストレングスモデル
訪問看護の実際
 1精神科訪問看護の特徴
 2精神科訪問看護師の役割
 3精神科訪問看護における情報収集項目
 4精神科訪問看護を行う上でのアセスメントの留意点
 5精神科訪問看護で行われるケア
事例
精神科訪問看護の困難と課題
Ⅵ.在宅で治療する子どもへの支援
1 在宅で療養する子どもを取り巻く現状
社会資源
在宅への移行支援
看護の実際(病棟での退院指導,外来での相談,訪問看護)
 1医療的ケアの確認見守り
 2観察,フィジカルアセスメント
 3健康上の管理
 4コミュニケーション
 5日常生活
 6遊び
 7緊急時の対応
 8救急蘇生の指導
 9家族への支援
10学齢期
在宅で療養する小児の災害時の備え
 1準備
 2安全の確保
 3避難
第 10 章 在宅での安全管理
Ⅰ.感染防止(感染管理)
1 在宅感染
2 在宅感染予防の原則
3 訪問看護場面における感染対策
Ⅱ.転倒予防
1 在宅における転倒の特徴
2 在宅における転倒リスク
3 訪問看護場面における転倒予防対策
Ⅲ.褥瘡予防とケア
1 褥瘡ケアの基礎知識
2 褥瘡発生の危険性アセスメント
3 全身のアセスメントと予防ケア計画
4 褥瘡予防のためのケア
5 褥瘡の治癒促進のためのケア
6 介護保険サービスによる褥瘡予防に役立つ福祉用具
Ⅳ.災害時の安全管理
1 訪問看護ステーションにおける災害に対する備え
2 災害予想時・災害発生時の訪問看護ステーションにおける対応
Ⅴ.日常の安全管理
1 
安全管理の概念
 1リスクについて
 2看護業務
 療養生活における安全管理
 1医療事故防止
 2在宅療養における事故防止
 安全管理における法的責任
 在宅療養者の災害時の看護
 1日常生活の支援
 2チームの役割
 3家族支援
 4災害時対応

《編集》
波川京子  川崎医療福祉大学教授
三徳和子  人間環境大学教授

《執筆》
波川京子
吉田礼維子 天使大学教授
三徳和子
上田泉   札幌医科大学准教授
藤丸知子  帝京大学福岡医療技術学部教授
三輪眞知子 梅花女子大学教授
守田孝恵  山口大学教授
松原三智子 北海道科学大学准教授
牧野裕子  甲南女子大学准教授
小林裕美  日本赤十字九州国際看護大学教授
和泉比佐子 神戸大学教授
野元由美  産業医科大学講師
佐々木雅彦 天使大学講師
森戸雅子  川崎医療福祉大学講師
難波貴代  神奈川県立保健福祉大学准教授
妹尾弘子  東京工科大学准教授
山口智美  神奈川工科大学講師
西村直子  川崎医療福祉大学講師
鈴木みずえ 浜松医科大学教授
北村眞弓  藤田保健衛生大学准教授
新井香奈子 園田学園女子大学教授
松本啓子  川崎医療福祉大学教授
 

価格 3200円(本体)+税

ISBN978-4-904363-52-2 C3047 ¥3200E


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