新刊情報 ★★★★ミュージックセラピスト 演習評価

   
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嶋道子
吉川武彦 編集
定価 2,100円  (税込み)

2010年9月刊

れから音楽療法に取り組んでいこうとする読者へ。具体的な演習評価の道しるべとなる実践的な書です。

  

まえがき

 実際に音楽療法のセッションというものは。多くの要素が絡んでいます。
 そこで、10人10色、100人いれば100通りの技法があるといわれているのを耳にしたことがあるでしょう。同じプログラムでも人が違うとまた違ってきます。
師匠のやり方を何度みていても、同じにできるわけではありません。それは声の質、身体から発するサイン、音楽の好み、人生観、音楽の「楽しい」の感じ方、全て個人のものだからです。したがって、セラピストとクライアントのつながりは図ることが難しく、「偶然の出会い」によることが多いと考えています。
 しかしながらそのことで、これから音楽療法に取り組もうとしている多くの人々には、どうして良いかが「訳の分からない不安」となるのです。理論を学んで現場にでていくときの不安に立ち向かうためにはどうしたら良いか、というのが長年音楽療法士育成の仕事に携わり考えていたことでした。
 この演習評価はこの悩みを解決するために以下のことを心がけました。
 1.セッションにあたり、どんな用意が必要か。
 2.セッションの技術はなにか。
 3.自分はなにができて、何が不足しているのか。
 4.これからどんなことを勉強すればよいか。
 5.仕事をするためには何が必要か・

 ミュージックセラピスト協会の役員とともに、この演習評価が実際の音楽療法研修者にとり、どう役立つものとなりうるのかを検証し今後も研究を重ねていくつもりであります。
 この研究のベースになったのは日本臨床心理研究所(松井紀和所長)音楽療法セミナー(2007年)に発表したものであり、その際、吉川武彦先生と多くの先生からのご意見ご指導を頂いたものに修正を加えたものです。

                                      平成22年5月4日 若葉薫る君津にて
                                                        笠島道子


目次

演習評価について
アセスメントについて

第1章 評価項目内用の解説
1.プログラミングするちから
2.対象者を理解するちから
3.場に合った選曲をするちから
4.伴奏するちから
5.言葉を伝えるちから
6.対象者とコミュニケーションするちから
7.対象者の反応をするちから
8.問題が起きたときに処理できるちから
9.フィードバックできるちから
10.音楽療法を仕事として進めるちから

第2章 演習評価表・評価基準
1.ミュージックセラピスト演習100点評価
2.ミュージックセラピスト演習谷本式評価表・評価基準
3.ミュージックセラピスト演習評価表
4.ミュージックセラピスト演習評価事例
  採点表の使い方について
  ミュージックセラピスト演習評価採点表

第3章 ミュージックセラピストにチャレンジするひとびと

第4章 アセスメント表
1.児童アセスメント
2.精神科セスメント
3.知的障害者セスメント
4.高齢者セスメント

第5章 通常セッションで使われている楽譜

ミュージックセラピスト協会のお知らせ

あとがき

編集

笠島 道子
吉川 武彦


編集(執筆順)

笠島 道子
吉川 武彦
長谷部孝子
吉野 良子
白木 沙織
谷本 直哉
竹内 和美
永井 順子
倉林 直美
進度 怜代
中村  萌
長谷川円香
黒木 美樹
森岡 由紀
藤野 聡子
丸山 佳子
新澤津加菜
高橋 智里
板敷八重子
藤野 耕治
浅野 紘子
上田 智子
泉水 直子
古賀  緑
杵屋弥一郎
津久井京子