新刊情報 ★★★★★『助産師 国家試験予想問題 2019』

JOSANSHI2019助産師国家試験突破のコツ 
  ・Try!予想問題で挑戦! 
  ・ここだけは覚えておこう!で完全国試対策
  ・第97~101回国家試験問題 解答と詳しい解説付き

◇厚生労働省発表 平成30年版 助産師国家試験出題基準 全文掲載
◇国家試験問題も予想問題も解答解説つき
◇出題基準 基礎助産学 助産診断・技術学を妊娠・分娩・産褥・新生児期ごとに編集

◆新出題基準準拠 5肢2択問題を大幅に採用

◆過去問の徹底分析による全出題分野より精選
◆101回国家試験問題出題基準別「出題テーマ一覧」

編集・発行:助産師資格試験研究会


定価3,600円+税  ISBN978-4-904363-71-3 C3047

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助産師を目指す皆様へ

今年の冬から春にかけては、寒暖の差が激しく4月に雪を見ることもありましたが、若葉の初夏の季節を経て、暑い夏がそこまで来ています。春夏秋冬をもつ日本の四季は素晴らしく、季節と共に私たちの気持ちも変わり、新年度になると何もかも新しく感じられるから不思議です。4月の風は新しい息吹を運んできて、新しいことに取り組む意欲を持たせてくれます。多くの皆さんは4月から本格的に助産師への道を歩み始められたことでしょう。数か月が過ぎましたが、この道の素晴らしさをどれくらい感じていらっしゃいますか。助産学の授業や演習に追われて、毎日が時間との戦いで、素晴らしさを感じる暇もないのが現実化もしれませんね。私も新しい大学院で助産師の卵たちと再び歩き始めています。
 人の歴史のなかで、妊娠・出産は何時でも何処でもみられる現象で、つねに介添役がおりました。やがて介添役は「産婆」と呼ばれるようになり、明治元年の「太政官布告」、明治7年の「医制」により徐々に制度化され、産婆になるには40歳以上の女子で正常産10例、難産2例を取り扱うことが条件でした。明治32年の「産婆規則」によって産婆は20歳以上、2年以上の教育が必要とされ、専門職としての教育や業務範囲が明確になりました。その後、昭和の第2次世界大戦後までは産婆の黄金時代で、家の門には24時間門燈が灯り、呼ばれたら何時でも駆けつける街の名士として尊敬され、結婚式には必ず主賓として呼ばれ、その席が空席であっても、遅れての参加であっても、どこかで出産があるためと暗黙の了解が得られる存在だったのです。戦後、助産師数の減少と施設内分娩への移行に伴って助産師は主体性を失い、医師の指示のもとに働く「産科看護師」の様な時代がつづきました。
 平成23年に法律が改定され保健師・助産師教育は1年以上になりました。国際的にも助産師教育は18か月以上が基準であり、日本でも大学院修士課程での教育が増加しています。今日、助産師は再びプロフェショナルとして地域の名士になるべき時代が来ているといえます。「性と生殖の専門職」として社会から強く求められているのです。妊娠・分娩・育児期へのサポートのみでなく、子どもをもつ前のAA世代から産み終えた後の世代まで、性と生殖の支援者として、生涯現役で地域のニーズに対応していきましょう。今は、そのための土台となる知識と技術を磨く時期、「知性・感性・品性」をそなえた素晴らしい助産師を目指してください。
 皆さんの助産師資格取得への応援団として、今年も問題集をお届けします。国家試験対策の一助としてご活用ください。
                  平成30年6月吉日
                            助産師資格試験研究会
                              代表 齋藤益子
                         (東京医療保健大学大学院教授)