◆過去問5年分(104~108回)国家試験問題全文掲載
◆厚生労働省発表 令和5年版 助産師国家試験出題基準全文掲載
◆出題基準 基礎助産学 助産診断・技術学を妊娠・分娩・産褥・新生児期ごとに編集
◇新出題基準準拠 5肢2択問題を大幅に採用
◇過去問の徹底分析による全出題分野より精選
◇106~108回国家試験問題出題基準別「出題テーマ一覧」
◇巻末ストーリー 助産師マコ 人生初の分娩介助
ここがポイント 助産師国家試験突破のコツ
Try!! 予想問題で挑戦!
ここだけは覚えておこう!で完全国試対策
104~108回 国家試験問題 解答と詳しい解説付き
ISBN 978-4-911097-08-3 C3047
定価 本体4,400円+税
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7月7日 発売開始
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助産師を目指す皆さんへ
紫陽花が初夏の雨にうたれてひときわ鮮やかさが増しているようです。日本の四季の美しさは素晴らしいものですね。6月の初旬に伊香保温泉に行ってきました。20歳代の頃に研修で行った後、40年ぶりくらいでしょうか。殆ど記憶にない中で、沢山の石段があったのだけは覚えています。当時は研修だったので、行けなかったのですが、今回、竹下夢二美術館に行ってきました。夢二の世界は何とも言えない懐かしい空間でした。古い日本を思い起こさせる素晴らしい絵に感動の連続で、オルゴールの音色は懐かしいわらべ歌、また、140年前に作られたというピアノをスタッフの方が引いてくれましたが、その調べも素晴らしく、「あした浜辺をさまよえば・・・」など、懐かしい日本の曲が続きました。静かな空間のなかで感性を研ぎ澄まされた想いで、しばらくはその空間から離れることが出来ないほど。感動する心がある間は生きているということなのだし実感したひと時でした。夢二記念館は、人生の後半に差し掛かった私に大きなプレゼントをくれました。
さて、みなさんは、現実の世界が待っていますね。これから、授業の締めくくりの試験があり、その後は、実習が始まります、助産師の教育は、養成所指定規則で縛られているので、分娩介助10例のみでなく、妊娠期~産後期まで専門的に深く学ぶことが求められています。テキストもたくさん購入され、それがほぼ真っ黒になっていることでしょう。
昨年の出生数は686,061人でついに70万をきり、合計特殊出生率は、1.15まで落ち込んでしまいました。超少子時代となり、お産が減っていますから、皆さんの実習も大変なことと思います。これからの時代、助産師は新しい分野を開拓する必要があります。助産師にできることは妊娠・出産への支援だけでなく他にも沢山あります。それを追求してみたいと思うこの頃です。7月にフランスのパリで研修を予定しています。女性の性器ケアなど、助産師ならではの技をパリの技術を取り入れながら日本の地で開拓したいと思っています。
国家試験の予想問題集をお届けします。皆様のお役に立てるように今回は大きくデザインも改訂しています。国家試験は落とすための試験ではなく、基準をクリアしていることを確認するためのものです。60%以上なら誰でも合格できるのですから、2月の試験に向けて計画的に学習を進めてください。100%を期待してご健闘を祈ります。
助産師資格試験研究会代表
齋藤 益子
(東邦大学名誉教授)