新刊情報 ★★★★『 来て! 助産婦さん』
“Call the Midwife: A True Story of the East End in the 1950s(来て!助産婦さん)”はジェニファー・ワースによって書かれた物語で、2002年にイギリスで出版されました。ジェニファー・ワースが本書のまえがきにも書いているように、医師や看護師が登場する話は多くありますが、助産師を扱った物語は日本でもほとんどありません。助産師の仕事はドラマの連続です。
本書は、1950年代にジェニファー・ワースが実際にロンドンの貧困地区であるイースト・エンド地区で助産師として働いた経験をもとに書かれています。お産や合併症など助産のことだけでなく、著者が働いていたノンナート・ハウスという助産所兼修道院での生活や同僚の話、1950年代のイギリス・ロンドンのイースト・エンドに住む人々の生活などが生き生きと描かれています。
1950年代のイースト・エンドは決して豊かではありませんでしたが、人々は明るくたくましく生きていました。魅力ある同僚たちや、イースト・エンドの人々の出産に関わる中で、主人公は助産師として成長していきます。
今より50年以上も前のイギリスのお話ですが、助産の場面では、今の助産に携わる私たちにも共感できるお産の場の臨場感が感じられます。
本書「あとがき」より 訳者を代表して 土屋さやか
定価 本体 2500円+税 ISBN 978-4-904363-51―5 C3047
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新刊情報 ★★★★なぜ?できる!わかる!『私の看護技術』
図解・写真と4コマのイラストによる看護技術のターゲット!
>なぜこの技術が必要なの?
>なぜこの技術を実施するの?
>この技術を行うための知識とは?
>どのように実施するの?
第1章 環境調整技術
第2章 食事援助技術
第3章 排泄援助技術
第4章 活動・休息援助技術
第5章 清潔・衣生活援助技術
第6章 呼吸循環を整える技術
第7章 褥瘡管理技術
第8章 与薬の技術
第9章 救命救急処置技術
第10章 症状・生体機能管理技術
第11章 感染予防の技術
第12章 安全管理の技術
第13章 安楽確保の技術
定価 本体3600 円+税 ISBN 978-4-904363-54―6 C3047
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《内容見本》
P342 「注射の刺入部位」 詳ししくは ここ をクリックしてご覧ください。P247 「どのように実施するの?技術の具体的な手順 気管内加湿の方法」
詳ししくは ここ をクリックてご覧下さい。
新刊情報 ★★★★『認知症予防テキストブック』
超高齢社会の現在、認知症患者が急増し、全国で462万人に達したことを推定されたことは医療と福祉の対策のうえで喫緊の課題になっている。
2013年12月11日、G8(主要8ヶ国)の閣僚級が話し合う、世界で初めての「認知症サミット」が英国のロンドンで開催され、「2025年までに認知症の治療法を見出すことを目標に、G8各国は研究費を大幅に増額する」等の共同声明が採択された。サミット閉幕にあたり、英国のデビットキャメロン首相は「きょう(12月11日)この日、認知症に世界が立ち向かい始めた日として刻まれることを願っている」と演説し、各国に協力を呼びかけた。
私たちの日本早期認知症学会(志村孚城理事長)はできるだけ早期に認知症を診断して治療をすすめる事を提唱しているが、さらに症候学的症状が出現する以前の未病の状態を対象として、発症を予防する診断と対応についても努力していくことが期待されている。
「序にかえて」より
社会福祉法人浴風会 認知症介護研究・研修東京センター 名誉センター長 聖マリアンナ医科大学 特別顧問 長谷川 和夫
定価 本体 5000円+税 ISBN 978-4-904363-50―8 C3047
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新刊情報 ★★★★『始めてみようよ スキルアップ音楽療法』
ミュージックセラピストが社会の役に立つようにと心がけ、セラピスト育成に取り組んできました。育成の手始めとして
『音楽療法の理論』 2009年発行(クオリティケア社)
なぜ音楽療法が役にたつか、何のために、どんな人に、どのような技法を使うかなどを最初に出版しました。
次に、そのような技法は、実際に現場でどのように出来るかということに目を向けました。
『ミュージックセラピスト 演習評価』 2010年発行(クオリティケア社)
これは、実際の演習性を100点、あるいは200点で評価して、実習生、及び指導者にも、その現実を理解できるようにと考えたものです。
実際に追跡調査の結果も日本音楽療法学会(2012年)で発表しました。ここで実習生がつまづく多くの問題が判明しました。現在、その打開策も検討中です。
さて、この2冊の本を出版してみて、育成に欠かせない“技法”がもっと必要であることが研修者から寄せられました。それは、音楽療法の基本は「対象者に向かいあってセラピスト自らが構築することである」という考えが私達にあったので、その際のやり方はあまり親切に伝えることをしてきませんでした。しかし、それは初心者には不十分であることがわかりました。
そこで、現場で実践している会員が自分のやり方を紹介しよう、ということになり今回の出版になったものです。
執筆の条件は
1.オリジナリティにポイントを置きました
2.使い方には、説明を加えること
他は自由にしました。いろいろな立場の人が自分で研究した技法を紹介してくれました。
この本が皆さん、特にこれから音楽療法に取り組もうとしている方々のお役にたてて、音楽療法が
幅広く人々の健康に寄与できることを切望します。
(本書「はじめに」より抜粋)
新刊情報 ★★★★『障害との共存』 関谷眞澄 著
本書は、青年期から中年期に精神疾患を抱え、外来通院しながら地域で生活している13人の姿を、ライフストーリー・インタビューから、一人ひとりの語りにまとめたものである。 人生の途上で障害を受けるということはどのような体験であるのか、また、人生での種々の喪失体験を受けとめ生活していくことはどういうことか、いまを生きていく力はどのようなものであり、どこから生まれるのか。
障害を抱えながら生きている一人ひとりのいまの生活や思い、いままでの人生と将来への思いが、その人の「声」となり、語りかけてくる。
本書は「障害の受容」という視点を根底に、〝障害との共存〟という視点を提言している。リハビリテーションにかかわる人や支援者といわれる人たちが臨床現場において、どのような姿勢で障害を抱える人に向い合い、何をなすべきか、果たす役割は何かを考える一助となるものである。
新刊情報 ★★★★『壮年期生活保護受給者の健康支援』
本書は,社会変動に伴い生活保護受給者が増加する中,特に居宅の壮年期生活保護受給者に焦点を当て,彼らの健康関連QOLをはじめとした健康状態とその課題を明らかにすることを目的としました。さらに,住民の健康支援を担っている市町村保健師の生活保護受給者に対する支援の実態と課題を明らかにし,これら二つの調査結果から居宅の壮年期生活保護受給者の健康支援のニーズを検討しました。
生活保護受給者への健康調査ということで,社会福祉事務所の生活保護担当ケースワーカーの皆様には,大変お忙しい中,調査のご協力をいただきました。また,調査に回答くださいました生活保護受給者の皆様,市町村保健師の皆様,本当にありがとうございました。 健康格差が指摘されている昨今,平成24年7月には,21世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))が策定され,基本的な方向として健康寿命の延伸と健康格差の縮小が示されています。居宅の壮年期生活保護受給者はどのような集団なのか,公衆衛生を活動の基盤としている保健師が果たすべき役割は何か,今回の調査結果が住民の声として反映され,保健福祉サービスを検討する際の一助となれば幸いです。
本書の一部は,平成24年度から2年間にわたり,科学研究費補助金の交付を受けて行いました「居宅の壮年期生活保護受給者の健康関連QOLと健康支援のニーズに関する研究」の成果をまとめたものです。 「あとがき」より(抜粋) 2014年夏 富田早苗
新刊情報 ★★★★『グローバル化・健康福祉政策と公衆衛生・倫理』(現代公衆衛生学第2版)編集;松田正己
本書は2010年3月の初版の改訂版である。公衆衛生学を学ぶ栄養士や公衆衛生看護(保健師、看護師)等の保健医療福祉分野の学生及び大学院生に必要なことを、公衆衛生の基本的な考え方、マインド、最新の動きや実践活動等に絞って紹介し、現代に生きる学生が、今の時代に役立つような公衆衛生学、必要とされる公衆衛生活動とは何であるかをイメージしてもらうことを目的に構成してある。
今回、3年半という比較的短い時間で、改訂版に取り組むことになったのは以下の理由による。
1.学生に分かりやすくと心がけて初版を作成し実際に3年間使用してみて感じたことは、現在の大学の2年生にとって公衆衛生学は内容が多岐にわたり、社会・世界・歴史等との関連性があるためか、多少、高度であったかと。また、基本的なことの解説が必要であることを痛感した。
2.そこで、改訂版では、授業の中で学生とともに試行錯誤して作り出した、①講義資料の図解、②国試対策につながるミニテスト、③そのための重要事項、を巻末に追加した。これらは、4年生の国試対策でも再度使用するものとなる。また、④疫学・統計については、苦手科目である学生も多いので、新たに章を起こした。これは、主に3年生で使用するものである。
3.この3年の間に起きた社会の変化には、①東日本大震災と福島の原発事故があり、技術と倫理の課題が大きくなってきている。また、②健康福祉政策では、健康日本21の第2期が開始、③国際的には肥満が大きな課題となり、国連がNCD対策に取り組み出し、栄養の重要性が更に高まっている。
4.そこで、改訂版では、新たに①序章、②1章、③8章、④9章を追加し、公衆衛生学の起源と福祉の関係をチャドウイックにさかのぼり検討し、功利主義の克服という倫理的テーマを導き出した。その過程には、英国の19世紀における新救貧法とディケンズという文学者が関係している。更に、2012年11月に行われた日本健康福祉政策学会の会長講演や、タイなど海外での公衆衛生への取組みをまとめてみた。
5.各執筆者にも、原稿を大幅に改定することをお願いし、よりシンプルな内容で、栄養に関連した公衆衛生をめざした。また、新たに4名の執筆者に加わって」いただいた。
(初版及び本書の「序」より抜粋)
新刊情報 ★★★★『在宅看護学』第5刷増補新訂版
第5刷増補新訂版 発刊にあたって
今回の版では構成は変更していないが、内容を大幅に刷新してある。
5章の在宅看護過程は全面的に書き改めた。基礎的な知識を整理してから、事例を学び、在宅での看護過程の理解が進むように構成されている。
9章Ⅳ在宅緩和ケア
Ⅴ地域で暮らす精神障害者の生活を支える看護
Ⅵ在宅で療養する子どもへの支援
10章Ⅴ日常の安全管理
も5章と同じ考えから、全面的に書き改めている。
1章Ⅰ在宅看護の背景
2章Ⅰ在宅看護の基本と特徴
は他の章でくわしく触れられる内容については、概要を述べるように簡略化されている。
また、各章のデータはすべて入手できる限りでの、最新の情報に基づいて書き改めている。
読者の皆様のご意見を踏まえ、よりいっそうの充実をはかりたい。
2016年2月 編者ら
- 新刊情報 ★★★★『国際看護学』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護活動論 技術演習 第2版』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護学演習・実習(地域ケア実習)~ソーシャルキャピタルの醸成を目指して~』
- 新刊情報 ★★★★『在宅看護過程演習ーアセスメント・統合・看護計画から実施・評価へ』
- 新刊情報 ★★★★『人間科学のためのナラティヴ研究法』
- 新刊情報 ★★★★『要介護(支援)高齢者コホート研究』
- 新刊情報 ★★★★『コンサルテーションを学ぶ』
- 新刊情報 ★★★★展開図でわかる 「個」から「地域」へ広げる保健師活動
- 新刊情報 ★★★★『始めてみようよ タクティールケア』
- 新刊情報 ★★★★『アフリカの詩』~看護師 徳永端子の日本へのメッセージ~
- 品切れ ★★★★『保健師活動をつなぐ』~広島県開拓保健師の足跡~
- 新刊情報 ★★★★『高齢者のための薬膳読本』
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