新刊情報★★★★『 助産師マコ 続・助産師ものがたり 』
このコミックは、齋藤益子先生と助産師の皆さんが体験した
エピソードを綴ったエッセイ集「助産師ものがたり」から生
まれました。
助産師なりたての頃に苦労した話や、分娩中に冷や汗をかい
た経験、妊産婦と心交わした思い出などエッセイの内容をも
とに、それぞれの助産師さんの姿を主人公「マコ」に託して
彼女の成長物語として描いています。
漫画 はりがい ゆうこ
監修 齋藤 益子
新刊情報★★★★詩集『アフリカの風』
詩集「アフリカの詩」「アフリカの大地」に続き「アフリカの風」を出版できることを大変嬉しく思います。
私は、アフリカのコンゴ民主共和国、エチオピア、中央アフリカ共和国で看護師・助産師として医療に携わってきました。
2020年3月頃に新型コロナウイルスが世界的に流行し、中央アフリカ共和国への渡航ができなくなりました。日本に留まりリモートで現地と連絡を取りながら、活動を続けましたが、この状況は精神的に辛く、また退屈な日々でした。私はこの退屈を紛らわすために、アフリカで経験したことを書き留めました。これが詩集「アフリカの風」です。詩というより、私がアフリカで考えたこと感じたことを短い文で表現した100篇です。
私は、アフリカで十分な医療を受けられず亡くなっていった人々が、忘れ去られることを心苦しく思ってきました。彼らのことを書き留め一人でも多くの人の生きた証を残したいと思っています。この詩を読んでくださる方が、亡くなった人に思いをはせていただければ大変嬉しく思います。また、アフリカは貧困・病気・紛争など暗いイメージがつきまといますが、アフリカの人たちは、逆境に負けず明るく力強く希望を持って生活をしています。こんな彼らのことも知って頂きたいと思います。
1971年3月初めての海外が、ザイール共和国(現コンゴ民主共和国)でした。それから半世紀が経ちました。私は、その多くの歳月をアフリカで過ごしました。この詩集は、私の人生の集大成であり、アフリカへの感謝の証です。アフリカは私の全てでした。
最後になりましたが、私の夢を形にしていただいた発売元のクオリテイケアの鴻森和明氏、詩集「アフリカの大地」に引き続き、今回も表紙の絵を描いていただいた画家の藤田章子氏に深謝いたします。
東京にて 2022年3月25日 徳永端子
新刊情報★★★★『障がい論』文化に即したケア
『障がい論―文化に即したケア』を読ませていただいた時、今まで私たちが感じていた医療現場での不安がなぜ起こるのか、一つ一つの疑問がきれいに解消されました。そして、この本を1人でも多くの医療従事者やその関係者が手にとることで、私たち障がいを持つ患者のクオリティライフが激変するのでは、と大きな希望に変わりました。障がい者の世界を文化として捉えて、それを医療のケアの現場にしっかりと落とし込み、具体的かつわかりやすく書かれている本は、おそらく初めてではないでしょうか?この本は、私たちが私たちの身を守るためにも必要なものです。耳が聞こえない以前に私たちは1人の患者生活者なのです。
早瀨憲太郎 巻頭言より
新刊情報★★★★『ケアの論理』認知症ケアの学び返しの旅から
本書の主題は、看護や専門・非専門を問わず介護に携わる者の提供するケアとそれを受け取る者とが関係し合うケアの柔軟さとその実践がもつ義務、つまり、ケアの水準を満たすための努力のあり方について考えることにあります。
私の約40年にわたる認知症の人やその介護家族、そして認知症ケアを進めるには不十分な組織に働く介護施設従事者や訪問看護師、病院で働く看護師、また、大学生や院生などからも多くのことを学んできました。そこで、どんなやり方で、どのように学びをしたか、自分は何をしたか、そんな自分の経験を学び返しながらケアの意味を考えてきました。
それらのことを、皆さんと共有したいと思います。
ケアはつねに進行形です。また、ケアは、介護と同義語として、政治的、政策的な方策に便利なものとして扱われ、時には法的規則とし関わる現場の各領域に異なる意味合いをで通知されるといったことがあります。そういう中では、ケアの意味を問い語り合える共通言語はなかなか育ちません。
しかし、このような中でも、ケアが誰のものか、ケアする者は誰か、これを常に頭に入れながら当事者のニーズをきちんと聴き、語り合いながら関わっている、そして、その様な活動が民主的なプロセスを持って進められている、その様に活動している現場が年々幾つもみられるようになってきました。
私は、満足するケアの水準はその様な活動プロセスにあると思っています。こういう活動のプロセスがあるとき、ケアのそこには倫理性や技術的側面と、教育的、社会的側面や政治的経済的な世界に繋がっていることがみえるようになるはずです。そして自分と自分たちの活動の現在地とそこで期待されるケアの意味を考えるでしょう。
そこから新しいケアの共通言語が作られることを願っています。
本書が、これからの新しい認知症ケア時代の新しいケアのあり方・考え方に少しでも役立つこを願っております。
( 著者 中島恵子)
新刊情報 ★★★★老年看護の縦横な語り
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新刊情報 ★★★★わが国在宅高齢者の主観的健康感
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新刊情報 ★★★★在宅ケアシステム
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筆者は1982年4月、県の保健所からN町衛生課へ赴任した。
課には関係の資料はほとんど整理されてなかった。
まず始めに取り組んだのは、この町にどれだけの保健福祉医療対策が必要なのかを調べることだった。
法的根拠と町の人口動態に合わせた保健衛生計画書を作成し、関係機関や役場内の関係者に理解を求めた。
- 新刊情報 ★★★★乳児保育Ⅰ
- 新刊情報 ★★★★現代公衆衛生学
- 新刊情報 ★★★★善き看護 佐藤弘美Last Note
- 品切れ ★★パーソン・センタード・ケア実践報告書
- 新刊情報 ★★★★ボケ介護日誌
- 新刊情報 ★★★★パーソン・センタード・ケア実践報告書・第2集
- 新刊情報 ★★★★ミュージックセラピスト 演習評価
- 新刊情報 ★★★★エビデンス習得のための 看護疫学
- 新刊情報 ★★★★『 来て! 助産婦さん』
- 新刊情報 ★★★★なぜ?できる!わかる!『私の看護技術』
- 新刊情報 ★★★★『認知症予防テキストブック』
- 新刊情報 ★★★★『始めてみようよ スキルアップ音楽療法』
- 新刊情報 ★★★★『障害との共存』 関谷眞澄 著
- 新刊情報 ★★★★『壮年期生活保護受給者の健康支援』
- 新刊情報 ★★★★『グローバル化・健康福祉政策と公衆衛生・倫理』(現代公衆衛生学第2版)編集;松田正己
- 新刊情報 ★★★★『在宅看護学』第5刷増補新訂版
- 新刊情報 ★★★★『国際看護学』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護活動論 技術演習 第2版』
- 新刊情報 ★★★★『公衆衛生看護学演習・実習(地域ケア実習)~ソーシャルキャピタルの醸成を目指して~』
- 新刊情報 ★★★★『在宅看護過程演習ーアセスメント・統合・看護計画から実施・評価へ』
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